シャシャンボ(小小坊 Vaccinium bracteatum)とはツツジ科スノキ属の常緑小高木。別名シャセンボ。
低木または高木になる。日本のスノキ属の植物には小柄なものが多い中で、かなり大きな樹木になるものである。
枝は当初は細かい毛があるが、やがて無毛となり、白くなる。葉は楕円形、やや厚い革質で表にはつやがあり、葉脈はややくぼむので、表面に網目状の溝があるように見える。葉縁には細かい鋸歯がある。
7月頃に白色の壺状の花が咲く。花序は総状で、前年の枝の葉腋から出て、やや横向きに伸び、多数の小さな葉が付いている。果実は小さい球形の液果で黒紫色に熟し、食べることができる。これは同属のブルーベリー類と同じく、アントシアニンを多く含む。漢字表記では「小小坊」と書くがこれは当て字で、シャシャンボの実際の語源は古語の「さしぶ」が訛ったものでる。
本州西部、四国、九州、朝鮮南部、中国に分布する。やや乾燥したところに多く見られる。
シャシャンボ(小小坊 Vaccinium bracteatum)とはツツジ科スノキ属の常緑小高木。別名シャセンボ。
低木または高木になる。日本のスノキ属の植物には小柄なものが多い中で、かなり大きな樹木になるものである。
枝は当初は細かい毛があるが、やがて無毛となり、白くなる。葉は楕円形、やや厚い革質で表にはつやがあり、葉脈はややくぼむので、表面に網目状の溝があるように見える。葉縁には細かい鋸歯がある。
7月頃に白色の壺状の花が咲く。花序は総状で、前年の枝の葉腋から出て、やや横向きに伸び、多数の小さな葉が付いている。果実は小さい球形の液果で黒紫色に熟し、食べることができる。これは同属のブルーベリー類と同じく、アントシアニンを多く含む。漢字表記では「小小坊」と書くがこれは当て字で、シャシャンボの実際の語源は古語の「さしぶ」が訛ったものでる。
本州西部、四国、九州、朝鮮南部、中国に分布する。やや乾燥したところに多く見られる。