dcsimg

ツリガネムシ ( Japanese )

provided by wikipedia 日本語
Question book-4.svg
この記事は検証可能参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。
出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。2013年6月
ツリガネムシ Turiganemusikorony.jpg
ツリガネムシ (Vorticella sp.) の集団
分類 ドメ
イン
: 真核生物 Eukaryota : アルベオラータ Alveolata : 繊毛虫門 Ciliophora : 貧膜口綱 Oligohymenophorea 亜綱 : 周毛亜綱 Peritrichia : ツリガネムシ目 Sessilida : ツリガネムシ科 Vorticellidae : ツリガネムシ属 Vorticella : ツリガネムシ V. nebulifera 学名 Vorticella nebulifera O.F.Müller, 1786

ツリガネムシ(釣鐘虫、学名Vorticella nebulifera)は貧膜口綱周毛亜綱に属する繊毛虫の1種である。広義には、この種が属するツリガネムシ科、あるいはツリガネムシ目に属する生物全体を示す言葉である。

淡水に生息する単細胞生物である。主として用水路や水田など、止水に生息し、水中の水草や枯れ枝などに多数が群れをなして固着している。体は円錐形で、底面に当たる位置の周囲には繊毛列があり、これにより水流を作り、その端にある細胞口へ微粒子などを流しこんで摂取する。円錐の頂点に当たる部分からは長い柄が伸びて、基質上に固着する。何か刺激を受けると、細胞の繊毛部分は袋の口を縛るような形で縮み、同時に長い柄は螺旋状に収縮する。収縮は瞬間的に起こり、そっとしておけばゆっくりと体を延ばす。

近縁の種には枝分かれした柄に多数の細胞体が付いて、群体を作るものや、ミジンコの体に固着するものなど、様々なものがある。

外部リンク[編集]

 title=
license
cc-by-sa-3.0
copyright
ウィキペディアの著者と編集者
original
visit source
partner site
wikipedia 日本語

ツリガネムシ: Brief Summary ( Japanese )

provided by wikipedia 日本語

ツリガネムシ(釣鐘虫、学名:Vorticella nebulifera)は貧膜口綱周毛亜綱に属する繊毛虫の1種である。広義には、この種が属するツリガネムシ科、あるいはツリガネムシ目に属する生物全体を示す言葉である。

淡水に生息する単細胞生物である。主として用水路や水田など、止水に生息し、水中の水草や枯れ枝などに多数が群れをなして固着している。体は円錐形で、底面に当たる位置の周囲には繊毛列があり、これにより水流を作り、その端にある細胞口へ微粒子などを流しこんで摂取する。円錐の頂点に当たる部分からは長い柄が伸びて、基質上に固着する。何か刺激を受けると、細胞の繊毛部分は袋の口を縛るような形で縮み、同時に長い柄は螺旋状に収縮する。収縮は瞬間的に起こり、そっとしておけばゆっくりと体を延ばす。

近縁の種には枝分かれした柄に多数の細胞体が付いて、群体を作るものや、ミジンコの体に固着するものなど、様々なものがある。

license
cc-by-sa-3.0
copyright
ウィキペディアの著者と編集者
original
visit source
partner site
wikipedia 日本語