Chloroplastida Adl et al. (2005)[1]
Chlorobionta Jeffrey (1982)
Chlorobiota Kendrick and Crane (1997)
Plantae sensu stricto
緑色植物亜界(りょくしょくしょくぶつあかい、学名:Viridiplantae)は、緑藻や陸上植物を含む光合成をする真核生物の一群である。紅色植物、灰色植物とともに、アーケプラスチダという単系統群を形成するとされる。
本群を「植物」Plantae とする場合もあるが、伝統的に植物はもっと広く考えられてきており、また近年も植物を広く捉える傾向[2](あるいは植物を廃止する傾向[3])があるため、このグループは緑色植物と呼ぶことが多い。なお、緑色植物という語は Chlorophyta(緑藻植物)の意味でも使われることがあるため、ここでは緑色植物亜界として範囲の明確化を図っている。
viridi- は「緑の」を意味するラテン語の接頭辞である。シノニムにある chloro- は同義のギリシア語由来の接頭辞である。
緑色植物亜界に属する生物はクロロフィル a と b を光合成色素として持ち、葉緑体は二重膜に包まれ、葉緑体内部にデンプンを蓄積する。ミトコンドリアのクリステは板状。細胞壁は主としてセルロースを含む。
なお、同じくクロロフィルaとbを持つ生物にユーグレナ藻やクロララクニオン藻があるが、これらはいずれも緑藻が二次共生して成立した生物であり、全く別の系統に属する。
下位分類には、緑藻植物とストレプト植物の二大系統がある。詳細はそれぞれの項目を参照。
緑色植物亜界(りょくしょくしょくぶつあかい、学名:Viridiplantae)は、緑藻や陸上植物を含む光合成をする真核生物の一群である。紅色植物、灰色植物とともに、アーケプラスチダという単系統群を形成するとされる。
本群を「植物」Plantae とする場合もあるが、伝統的に植物はもっと広く考えられてきており、また近年も植物を広く捉える傾向(あるいは植物を廃止する傾向)があるため、このグループは緑色植物と呼ぶことが多い。なお、緑色植物という語は Chlorophyta(緑藻植物)の意味でも使われることがあるため、ここでは緑色植物亜界として範囲の明確化を図っている。
viridi- は「緑の」を意味するラテン語の接頭辞である。シノニムにある chloro- は同義のギリシア語由来の接頭辞である。