ヤナギハナガサ(柳花笠、学名: Verbena bonariensis)は、クマツヅラ科クマツヅラ属の多年草。サンジャクバーベナ(三尺バーベナ)ともいう。
強健な、直立して開いた株立ちになり、茎には剛毛が多い。断面は四角形で中空。
粗く分枝した枝には、長楕円形から皮針形の、最大で13センチの葉が数枚つく。葉にはしわがあり縮んでいて、裏面に毛が生えている。基部では茎を抱く。
高盆状の青紫色の直径6ミリの花が、円錐に似た幅5センチほどの集散花序についている。[2]
アレチハナガサの葉は幅の狭い楕円形で、基部が茎を抱かない。花序は細長い。
南アメリカ原産[3]で、日本(北海道から九州)にも帰化している[3]。
日本には園芸植物として導入されたが、野生化して空き地や道端などに生える。