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カノコソウ属 ( Japanese )

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カノコソウ属 Valeriana fauriei Kanokosou in Ibukiyama 2010-7-10.jpg
カノコソウの花
分類APG III : 植物界 Plantae 階級なし : 被子植物 angiosperms 階級なし : 真正双子葉類 eudicots 階級なし : キク類 asterids 階級なし : キキョウ類 campanulids : マツムシソウ目 Dipsacales : スイカズラ科 Caprifoliaceae : カノコソウ属Valeriana 学名 Valeriana L., 1753 タイプ種 Valeriana pyrenaica L. [1] 英名 Valerian

200種以上

カノコソウ属学名Valeriana L.)は、スイカズラ科の一つ。クロンキスト体系ではマツムシソウ目 オミナエシ科に所属する。APG植物分類体系ではスイカズラ科に含まれるが、オミナエシ科として分離してもよいとされている。Valerianaの語源は、医薬として強い効能がある事から「強くある」「健康である」というラテン語のvalēre からきたであろうとされている[2]

概要[編集]

200種かそれ以上の種を含み、一年草根茎主根をもつ多年草、半常緑の半低木、常緑の低木などがある。オーストラリア以外の全世界に分布する。主に温帯地域の湿潤な森林地帯、草地、河のそばに自生する。山岳地帯に生育する高山性の種もある。耐寒性である[3]

主な種[編集]

別名ハルオミナエシ。丈は40~80センチで、5月から7月に淡い紅色の花を咲かせる。根に精油が含まれ、薬用として利用されている。日本、朝鮮半島、中国北部、サハリンなどに分布する。
西ヨーロッパが原産で、丈は1.2~2メートルになる。また夏に白・青紫・ピンクの花をつけ、花壇や切り花として栽培されている。根や茎がヒステリー、不安などに薬効があるハーブとして古くから利用されている。
日本に自生する。根元から細い茎を出して繁殖する。4月から5月に白か、稀に紅色の花を咲かせる。
  • Valeriana phu ‘Aurea’
株状になる根茎を持つ多年草。葉は、春に黄色で、夏にかけて黄緑から緑色に変化する。
  • Valeriana edulis Nutt
北米西部に分布し、匂いが強い多年草。インディアンが根を食用に用いた。

脚注[編集]

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  1. ^ Valeriana
  2. ^ 山田晴美 『園芸植物学名事典』 農業図書株式会社、
  3. ^ 英国王立園芸協会 『A-Z園芸植物百科事典』 誠文堂新光社参考文献[編集]
    • 英国王立園芸協会 『A-Z園芸植物百科事典』 誠文堂新光社ISBN 978-4416403006。
    • 堀田満 『世界有用植物事典』 平凡社ISBN 4582115055。
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カノコソウ属(学名:Valeriana L.)は、スイカズラ科の一つ。クロンキスト体系ではマツムシソウ目 オミナエシ科に所属する。APG植物分類体系ではスイカズラ科に含まれるが、オミナエシ科として分離してもよいとされている。Valerianaの語源は、医薬として強い効能がある事から「強くある」「健康である」というラテン語のvalēre からきたであろうとされている。

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